モーラス

2011#62
モーラステープ効能追加記念講演会 久光

ANA Laguna Garden Hotel


【特別講演】
今、日本人に求められる人間性知能HQとは
人間性脳科学研究所 所長 澤口俊之氏


小学校で国語、算数、社会、理科、音楽、体育と多くの教科があるが
これには理由がある。
言語を扱う知能、空間的な位置関係を把握する知能、論理的な考え方をする知能
身体的な知能、記録や記憶などの多重知能を高めるためである。
1つの知能を伸ばせば、ほかの知能も伸びるというのでなくそれぞれが独立している。
しかし、前頭前野を伸ばす教育プログラムがない。

http://www.brainpower.jp/hq/hq-2.html


前頭前野を失った人を調べてみると
未来志向性がなく無計画。理性感情の制御ができない。


前頭前野が「人間らしさ」をつくると考えられており、
『HQ(Humanity/Hyper-Quotient)』と呼ばれている。


その『HQ』は、次の働きがあると考えられている。
1.将来への計画、夢、展望
2.高い思考力(IQg)
3.主体性、独創性
4.幸福感、達成感
5.集中力、探究心
6.感情の抑制や理性、社会性
7.心の理論(相手の気持ちを知る)
など


一流大学を卒業し、一流企業に就職しても
ドロップアウトしてニートになる人が増えている。
新入社員が1年以内にドロップアウトして実家に戻ってぶらぶらしているのが
30%から40%。厚生労働省の調べでも12%となっている。


ドロップアウトしてしまう人の共通点はHQが低いということ。
勉強ができるからといってHQが高いとは限らない。
前頭前野以外のところをいくら伸ばしてもHQは伸びない。


HQを伸ばすには、有酸素運動が効果的。