ニコチンに食欲減退作用

ニコチンに食欲減退作用…でも、たばこは危険
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110610-OYT1T00957.htm



たばこに含まれるニコチンが脳に作用し食欲を減退させる仕組みを
米エール大学医学部などの研究チームが解明し、サイエンスで発表した。
研究チームは、マウスを使った実験で
ニコチンが脳内の信号伝達にどのような影響を与えるかを調べた。
その結果、ニコチンは、摂食に関わる視床下部にある「POMC」と呼ばれる
神経細胞の回路を活性化させ、食欲を抑制する信号を多く発信させることが分かった。
このため、喫煙者は食べる量が減り、体重も減る。
(2011年6月10日 読売新聞)


Nicotine Decreases Food Intake Through Activation of POMC Neurons
Science 10 June 2011: Vol. 332 no. 6035 pp. 1330-1332
http://www.sciencemag.org/content/332/6035/1330.abstract