アクトス

アクトス、フランスで新規患者への投与禁止- 膀胱がんリスクで
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/34570.html



フランス政府の医薬品規制当局は6月9日、
アクトスとコンペタクト(アクトス+メトホルミン)の新規患者への投与を禁止したと発表。
武田によると、フランスの規制当局が独自に行った疫学調査
アクトス投与群は非投与群に比べ膀胱がんリスクが有意に高いことが確認されたため。
現在投与中の患者については、医師が個別に判断する。
フランスの規制当局の対応を受け、欧州医薬品庁(EMA)は
20日から23日にかけて開かれる医薬品委員会(CHMP)の月例会議で
アクトスと膀胱がんのリスクの関係を検討する。
アクトスは昨年度全世界で3879億円を売り上げた武田の最主力製品で
このうちフランスを含めた欧州での売上高は295億円。





Cohort Study of Pioglitazone and Cancer Incidence in Patients With Diabetes
(Diabetes Care April 2011 34:923-929)
http://care.diabetesjournals.org/content/34/4/923.abstract