太陽光発電関連株

自然エネルギー普及政策 高まる関連銘柄への関心
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20110530/ecn1105301107000-n1.htm

ウエストホールディングス(1407)


http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=1407


エストHDは太陽光発電システムをメーカーから仕入
工務店など約60の協力会社を通じて全国で販売施工をしている。
建築後の住宅に後から太陽光発電パネルを取り付ける
既築住宅向けの国内販売シェアは1割程度とみられる。
なお、ウエストは太陽電池製造の世界大手、中国・
インリーグリーンエナジーホールディングと業務提携した。
インリー製の太陽電池は従来ウエストが販売している海外製品と比べて
発電効率が高いこともあり、高品質をアピールして全国の一般家庭や
住宅会社などに売り込む計画だ。今後の提携効果発現が期待材料だ。

カネカ(4118)

昨年まで、大型の太陽光発電所など海外重視だったカネカは
住宅向け太陽光発電システムで、国内市場を本格開拓する方針。
この方針転換が買い材料だ。
具体的には、100%出資で「カネカソーラー販売」という販売子会社を設立し
営業担当者を2倍以上に増やした。2012年度には大手住宅メーカーや工務店
200億円を販売、現在1〜2%の国内シェアを1割に高めることを目指すという。
工務店などに太陽光発電の設置技術を提供したり
メンテナンスの相談を受け付けたりするなど、支援体制も拡充するようだ。

日本板硝子(5202)


http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=5202


ベトナムにおいて新たに2基のフロートラインの増設を発表した。
うち1基は、今後とも拡大が予想される薄膜系太陽電池基板ガラス生産専用の
オンラインコーティング装置設置窯だ。
ソーラー用オンライン窯は今回の投資により
日本1、北米2、欧州2、ベトナム2の合計7窯体制となる。
同社は太陽電池の基板となるガラスの製造から基板上に
導電膜を形成するまでの工程を一貫して手掛けるのが特徴だ。
コスト競争力も高く、薄膜太陽電池用ガラスでは世界シェア7割程度とみられている。
今回の積極投資でさらなるシェア拡大を狙う点を評価したい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)