アドエア

2011#22
気管支喘息学術講演会 GSK 

Culture Resort Festone

【特別講演】
抗炎症療法を中心とした気管支喘息治療
同愛記念病院アレルギー・呼吸器科部長 黨康夫先生  ◎



モデリング=気道が過剰に修復され、道路工事の後のようにデコボコになる。


吸入ステロイドは、いわば気道の塗り薬
約40%は下気道に到達する
約40%は喉に残る
約20%は呼気から排泄される。
呼気を鼻から抜くと、アレルギー性鼻炎を持つ患者には効果的。


吸入ステロイドは吸入指導が重要
肺を空にしてから吸い込ませる。
吸入前に、息を十分に吐き出しているか確認せよ。


低用量のテオフィリンはステロイド増感
高用量はだめ。400mgは多すぎる。
低用量のテオフィリンは抗炎症作用→HDAC活性化作用、PI3Kδ阻害作用
高用量のテオフィリンは気管支拡張作用→PDE4阻害作用、アデノシン拮抗作用