たばこ増税 喫煙補導激減

たばこ増税 喫煙補導激減 昨年10〜12月
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-01-28_14021/


たばこが値上げされた20010年10〜12月末までの間に
喫煙で補導された未成年者の数が値上げ前より大幅に減少していることが
沖縄県警少年課への取材で分かった。


沖縄県警少年課の統計によると
昨年1年間に喫煙で補導された未成年者は10783人(前年比2014人増)だった。
値上げ前の昨年1〜9月末までをみると、計8709人が補導(各月の平均967人)され
前年同期比をみても各月とも増加。
これに対し、値上げ以降の補導数は
10月826人(前年同期比 193人減)
11月648人(前年同期比 235人減)
12月600人(前年同期比 303人減)で、大幅に減少している。


一方、同課によると、「taspo(タスポ)」が導入された2008年に
県内で喫煙補導された未成年者数は、導入前の同年1〜6月(3403人)より
導入後の同年7〜12月(5366人)が上回り
タスポ導入が必ずしも未成年の喫煙防止につながっていない実態があった。


同課は、未成年者がタスポの必要な自販機を回避し
自宅からの持ち出しや身分証確認をしていない雑貨店などからの購入が多いなどと指摘。