インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチン、どのくらい効くの?
「新型」には予防率7割 接種2週間後にも効果
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20110122ddm003070106000c.html
 

Q. インフルエンザがはやっているね。ワクチンは必ず効くの?

A. いいえ、ワクチンを接種すれば絶対感染しないというわけではありません。
ワクチン接種で体内に抗体ができ、発症や重症化を防げるのは
接種した人の6割以上とされています。つまり、4割近くは効かない可能性があります。
ワクチンは昨シーズン流行したウイルスから作りますが、インフルエンザウイルスは
すぐに姿を変える特徴があります。体内の抗体はウイルスの形を認識して攻撃するため
新しいウイルスの場合、抗体から逃れることがあるのです。

Q. 効果は人によっても違うの?

A. 同じワクチンを打っても体内にできる抗体の量に差はあります。
このため発熱などの症状も個人差があると考えられます。
今シーズンは09年に大流行した新型インフルエンザがまた広がっています。
このウイルスは昨シーズンからほとんど形が変わっていないため
ワクチンによる予防率はインフルエンザ全体より若干高く7割程度とされています。
ワクチンは新型と季節性のA香港型、B型の3種類に対応するよう作られていますが
ウイルスの種類によって予防効果は違うかもしれません。

Q. これからでもワクチンを打ったほうがいいのかな。

A. インフルエンザワクチンは
接種から効果が出るまで2〜4週間かかり、ほぼ半年間持続するとされています。
ただし、けいゆう病院の菅谷小児科部長によると、新型を含む今シーズンのワクチンは
接種してから効果が出るまで早く、最短で8日という報告もあります。
特に妊婦など感染した場合に重症化する恐れが大きい人は医師と相談し
接種を検討するよう勧められています。


質問なるほドリ1月22日