プラザキサ

納豆食べても大丈夫!脳卒中予防の新薬発売へ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110122-OYT1T00748.htm?from=main6


血管を詰まらせる血栓をできにくくして脳卒中を予防する新しい抗凝固薬の
製造・販売が21日に承認され、今春にも国内で発売される見通しとなった。


従来薬「ワーファリン」は
納豆を食べると効かなかったが、新薬は食べ合わせなどの影響はない。


べーリンガーインゲルハイムが開発した「プラザキサ」(成分名ダビガトラン)
血液を固めるトロンビンという酵素に直接作用する。
心臓病の一種の「心房細動」の患者が1日2回服用すると
従来薬よりも35%、脳卒中や全身性塞栓症の発症が減る。


1950年代から使われているワーファリンは、心房細動後の脳卒中予防のほか
人工関節や人工心臓弁の装着など血栓ができやすい手術の後に欠かせないが
血液中の凝固成分を増やすビタミンKの作用を抑える薬なので
納豆やクロレラなどビタミンKを豊富に含む食品は禁忌だった。
(2011年1月22日 読売新聞)