糸井重里 満を持して禁煙を語る
http://www.1101.com/zatsudan/kinen/index.html
ぼくの禁煙ライフにおける
最大の発明について話しましょうか。
そのメソッドは「おっぱい理論」といいます!
この「おっぱい理論」があったから
禁煙が続いたといっても過言じゃないですよ。
まず、タバコを「おっぱい」だと考えてください!
つまり、「タバコ=おっぱい」です。
禁煙中、吸いたくて吸いたくてたまらないとき
ふと、こんなささやき声が聞こえてきますよね。
「1本ぐらい、吸ってもいいんじゃない?」
1週間が過ぎ、2週間が過ぎ、ささやき声はこう変化するんです。
「ちょっと吸うくらい大丈夫だよ。いままでだってがまんできたんだから」
そんなとき、思い出してください。
タバコは、おっぱいなのです!
もしもあなたが、女性のおっぱいを、ちゅうちゅう吸いたくなったとき
「ほんのちょっとだけ吸う」が許されますか?
ダメでしょう? 往来でやったら犯罪でしょう?
そのときの罪は、ちょっと吸っても、ずっと吸っても同罪じゃないですか。
「すいません、ちょっとだけなんで、おっぱい吸わせてください」って言えますか?
だめでしょう?
ちょっと吸っても、それは犯罪です。
ちょっとならいいかという理屈は成り立ちません!
わかりやすくまとめると、
「おっぱいを、ちょっと吸う」ことはありえない!タバコもしかり!