魚の脂肪酸

魚の脂肪酸 脳梗塞を予防
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=30936



脂肪酸は、肉や乳製品に多い「飽和脂肪酸」と
植物油に多い「不飽和脂肪酸」とに大別される。
不飽和脂肪酸のうち
リノール酸やαリノレン酸などは体内で合成できないため
「必須脂肪酸」とも呼ばれる。


国が定める「日本人の食事摂取基準」によると
EPA、DHAの望ましい摂取量は1日1グラム以上。
魚に置き換えれば1日90グラム以上


必要量は、マグロのトロなら刺し身2切れ
サンマなら半分、サケなら切り身1切れ、イワシ丸干しなら1匹
(2010年9月17日 読売新聞)



http://www.mochida.co.jp/dis/medicaldomain/circulatory/epadel/info/index.html#mi02


EPAはn-3系不飽和脂肪酸のひとつ
イコサペント酸(EPA:Eicosa Pentaenoic Acid)は
魚類、海藻類、プランクトンなどに多く含まれる不飽和脂肪酸です。


脂肪酸のいろいろ、飽和脂肪酸不飽和脂肪酸
脂肪酸
構造的に二重結合をもたない「飽和脂肪酸」と
二重結合をもつ「不飽和脂肪酸」に大別されます。
さらに不飽和脂肪酸は、一価の不飽和脂肪酸、そしてEPAのようなn-3系と
二重結合の付く位置が異なるn-6系多価不飽和脂肪酸
(メチル基より6番目の炭素に二重結合)とに分けられます。
飽和脂肪酸はバターのような動物性の脂肪に多く含まれています。


n-3系不飽和脂肪酸にはEPAやドコサヘキサエン酸(DHA)
α-リノレン酸などの脂肪酸があり、魚介類や海棲類に多く含まれます。
一方、n-6系不飽和脂肪酸にはリノール酸、アラキドン酸などの脂肪酸があり
植物油や動物性脂肪に多く含まれます。