- 作者: 小池龍之介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/02/09
- メディア: 単行本
- 購入: 24人 クリック: 971回
- この商品を含むブログ (94件) を見る
話し方の基礎は、自分の声音の観察から
相手に認められたいという欲が強いと大きな声でたてつづけに話してしまう。
早口や大声で、聞くほうはひどく不快になってしまう。
ゆったりしたスピードで穏やかな声量で話をされると、落ち着いて耳を傾けられる。
相手に余計な苦しみや刺激を与えないように配慮する。
悪口は結果的に自分の心を汚す
悪口は、言う本人に怒りの毒素が生まれ、怒りの煩悩エネルギーが増えていく。
悪口は自分の心にフィードバックされ、強くしみ込み、汚れるだけ。
批判された時は、相手の苦しみを探して余裕を持つ
他人から批判された時、怒りによって不快になる前に
相手がそれを口にした動機や背景を考察してみる。
相手を突き動かしているのは苦しみ=ストレスではないか
ストレスがあるからこそ、そうした行為に及んでいるのだと。
ただし、相手の苦しみを裏付ける証拠を実感しないと心は納得できない。
思考を止めて相手を観察することで、相手の苦しみを見出すことができる。
この人は苦しんでいるのだなと思うことで、こちらにも余裕が生まれる。