ロルカセリン

肥満症治療薬ロルカセリン,1年でプラセボに比べ3.6kg減量(平均減量5.8kg)
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1007/1007049.html
http://content.nejm.org/cgi/content/abstract/363/3/245



摂食抑制、過食に強く関連しているセロトニン2C受容体を
選択的に刺激するロルカセリンは、肥満症治療薬として期待されている。
肥満者を対象とした第Ⅲ相試験の結果が、N Engl J Medに発表された。


ロルカセリン投与群では減量・減量維持例が多く
1年後の評価で、プラセボ群に比べ体重減少の差が−3.6kgであったという。
(平均減量5.8kg対2.2kg)
血圧、総コレステロール、LDLコレステロール、TG
空腹時血糖、HOMA-IR,hsCRPなどが有意に低下した。

ロルカセリン エーザイ

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=255376&lindID=4


ロルカセリンは選択的セロトニン2C(5-HT2C)受容体アゴニストといわれ
セロトニン2C受容体は、食欲や代謝を司る分野である視床下部を含めた脳に発現されています。
視床下部の5-HT2Cへの刺激は摂食抑制、飽食に強い関連を有しています。


The New England Journal of Medicine
Lorcaserin is a selective serotonin 2C receptor agonist
Multicenter, Placebo-Controlled Trial of Lorcaserin for Weight Management