むずむず脚

ビ・シフロール
むずむず脚症候群 (レストレスレッグス症候群) の適応症を取得

http://www.boehringer-ingelheim.co.jp/com/Home/Newscentre/pressrelease/news_detail.jsp?paramOid=10042 
 



ビ・シフロール (一般名:プラミペキソール)
「特発性レストレスレッグス症候群 (下肢静止不能症候群) 」の適応症を取得。


むずむず脚症候群の日本における有病率は2〜5%
そのうち日常生活に支障をきたしている重症患者は200万人と推定されていますが
その多くの方が病気であることすら分からずに苦しんでいます。


むずむず脚症候群は、神経疾患で、脚の内部に不快な異常感覚が起こり
脚を動かしたいという強い欲求が生じます。この症状は
「むずむずする」「虫が這っている」「ピクピクする」「ほてる」「ピリピリする」「かゆい」など
一人ひとりが訴える症状は異なり、様々な言葉で表現されます。


また、じっと座っている時や横になっている時などの安静時に悪化します。
特に、夕方から夜になると症状が現れたり、悪化する傾向があるので
十分な睡眠がとれず、昼間に強い眠気が生じることがあります。
また、むずむず脚症候群睡眠障害のひとつで
眠れずに困っている人の約10%はむずむず脚症候群と言われます。
しかしながら、この不眠は睡眠薬では治療できず、症状の増悪を呈することもあります。


ビ・シフロール®錠を含むドパミン作動性パーキンソン病治療剤は
むずむず脚症候群に対する効果が最も良く研究されている薬剤で
欧米ではむずむず脚症候群患者に第一選択薬として広く用いられています。


むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)についての詳細情報は:
むずむず脚症候群
http://www.muzmuz.jp/
■レストレスレッグス症候群
http://www.rls-net.jp/

原因は?

ドパミンの機能低下と鉄欠乏が原因と考えられています。
実は、むずむず脚症候群の原因はまだ明らかにはなっていません。
有力な説として
脳内の神経伝達物質の1つであるドパミンの機能低下や鉄欠乏が関与している
と言われています。
ドパミンは、さまざまな運動機能を潤滑にする働きをします。
また鉄はドパミンを作る過程で欠かすことのできない物質。
その鉄の不足によりドパミンがうまく働かないことで症状を引き起こすのでは
と考えられています。
むずむず脚症候群は、原因がはっきりわからないもの(一次性)と
他の病気や薬などが原因となって起こるもの(二次性)に分けられます。
二次性の原因としては
慢性腎不全(特に透析中)、鉄欠乏性貧血、妊娠、糖尿病、パーキンソン病、関節リウマチ
などが挙げられます。


専門医
http://www.jssr.jp/