秋〜冬の漢方薬

ツムラ漢方スクエア 「私の漢方診療日誌」
日大板橋病院 東洋医学科 木下優子先生

http://www.tsumura.co.jp/password/magazine/104/rensai2.htm

清暑益気湯 (セイショエッキトウ)

夏ばてに使います




麻黄湯 (マオウトウ)

インフルエンザに有効といわれており
小児領域でも応用できることが知られています。




麻黄附子細辛湯 (マオウ ブシ サイシントウ)

のどの痛みから始まる中高年の方の風邪によく使われる薬です。
なんだか、のどが痛いなと思っているうちに気がつくと
頭が痛い、咳が出るなど風邪症状が現れるというパターンに有効です。



飲み方のコツは、のどが痛いな、と思ったタイミングで内服すること。
そのためには、痛くなってから医療機関を受診したのでは間に合いません。
あらかじめ麻黄附子細辛湯を持っていて、かかったかなと思うと内服します。