Agriculture

『ニッポンの作り方』より
http://diamond.jp/series/nippon/10030/


日本の農業の弱体化ぶりは著しい。
日本の就農人口は75年から半減しており現在は300万人。
05年の「耕作放棄地面積」は
農地全体の8%に当たる38.6万ヘクタールまで拡大している。



日本の農家1戸当たりの農地面積は
EU平均の9分の1、アメリカの100分の1



問題は、農業人口の高齢化
今、日本の農業従事者の3分の2は、年金受給者



若者を呼び込むためには
法人化や大規模化によって、門戸を広げることが急務。


民間参入が活発化すれば問題はかなり解決するはずだが
それを拒むのは、「農地法


農地法」が改正できないのは、政治家と農家が結束しているため。
結果的に農業の弱体化を進めている。





日本の農産物は、海外で人気がある。
たとえば、北海道の長芋は、台湾で
また、鳥取のナシやスイカが、ドバイで高い値段で売られている。
山梨の桃や福岡のイチゴ、なども注目され始めている。
日本は農業を自由化して、輸出をどんどん増やすべき。


農業改革は、新たに大きな輸出産業を作ることにもなる。
農業を「弱者」として保護している限り、先は見えない。



「農業に1兆円投入すれば58万人の雇用が生まれる」