昔 読んだ本 2005年頃

ここでは僕が読んだ本を要約しています
(新聞や雑誌などのコラムもあります)
 

スイス人銀行家の教え 本田 健

お金が水だと例えると、多くの人はお金の川に入っていって
自分のバケツに水を入れようと血眼になっている。
人生にはもっと楽しめることがあるのに、多くの人間は
川の水を自分のバケツにたくさん入れることが人生だ、と勘違いしている。
 
金持ちはお金をもらうことに感謝する。
普通の人はお金をもらうことへの感謝が少ない。
その代わり、いつももらえる金額が少ない、という不満を持っている。
 
お金がパワーや権力だと思っている人は
力に振り回される人生を送ることになる。
自分に自信の無い人間ほどパワーを得たがるものだ。
 
釣りでは魚の群れがどこにいるのか意識を向ける。お金も同じ。
お金の流れの無いところではどんな商売も成功しない。
過去に成功したからといって、同じところで成功できるほど甘くない。
たえず状況は変化している。大切なのはシステムだ。
システムさえ作ってしまえば、あとは向こうからやってくるのを待つだけでいい。
 
富を引き寄せるには、気を充実させておかねばならない。
エネルギッシュな人間でないと富はやってこない。
 
金持ちになるためには、たくさんの人と良い関係を保たねばならない。
人を喜ばせることだ。
会う人をすべて味方にして応援団にせよ。
愛と奉仕に生きる人間はまわりに人が集まり
チャンス、あらゆる良いものが引き寄せられるようになる。
キリストや仏陀が行くところには動物や鳥までがついていったというほどだ。
 
ガンジーによるインド独立、キング牧師の運動など
歴史的な偉業は何十人という人が心を合わせてできた。
深いレベルでの心のつながりは磁石のように奇跡を引き起こす。
歴史的な偉業に比べれば、お金を引き寄せて
幸せな人生を送るぐらいは簡単なこと。
 
現状では、未来の自分はどうなるのかをイメージせよ。
来年はどうか、来年の状態が良さそうであれば変わる必要は無い。
来年の状態が悪そうならどうすればいいか?
自分の尊敬する人ならどのように現状を打破するか想像してみよ。
現時点の人生を変えるために、できそうなあらゆる方法を考え、
ノートに書き出してみよ。そしてそれらを組み合わせて行動リストを作れ。
すぐできることを10個選んで実行せよ。
 
成功者はつまらない仕事だといって手抜きをしない。
つまらない仕事をやらされているから独立したいという人がいるが
そういう人間はたいてい失敗する。
つまらない仕事ではなく、仕事とつまらない関わり方をしているだけ。
 
ミリオネアになる人たちは、いつも余分に払う。
お客が期待することをはるかに上回る仕事をして驚かせる。
給料や報酬も余分に払う。レストランのチップも多めに払ってあげる。
 
ビジネスで成功するには次の6つが大切
①人を喜ばせること (人が喜んでお金を持ってくる)
②多くの人を巻き込むこと (お客がお客を連れてくる)
③お金の流れを生むこと
④関わる全員がハッピーになる仕組みを作ること
⑤リピートができること
⑥感動、感謝、癒しが起きること
 
お金は中立なエネルギーで、それ自体にはまったく意味は無い
動物にお金を見せても反応しない。
人間がお金に喜びや憎しみや悲しみなどの意味をつけている。
 
自由と平安があれば、他に何も必要ない。
必ずしもお金は必要ない。
 
過去のすべてを許せ。
すべての人が彼らなりのベストを尽くしたのだから
それは全員にとってベストだったのだ。

働くとは何か 森永卓郎

(2005.3 朝日新聞より一部改変)
お金が全く無いのは不幸かもしれないが
お金があればあるほど幸せというわけでもない。
年収300万円くらいまでは幸せ度は比例して上がるが
300万円を超えても、幸せ度の上昇は横ばいになる。
中流以上の生活にしがみつこうとして
会社を解雇されないように必死で働き
やっと定年を迎えた時には
身も心もぼろぼろになっているような生き方はつまらない。
これは不幸な人生である。
好きでもない仕事をするのは動物の中で人間だけである。
どれだけ稼げるかを仕事選びの判断基準にしてはいけない。


**ソリテュードタイム  津田和壽澄
(新聞のコラムより 一部改変)
忙しい人ほど一人の時間を作る。
退屈な会議は抜け出して一人で考えよ。
頼れるものは自分しかいないと気づくことが必要。
同調性や協調性が尊ばれる日本では
群れから外れることには悪いイメージがある。
社員が一丸となって高度成長を支えた時代なら
それでも良かったかも知れない。
だが、そんな時代は終わったのだ。
寂しさとは自己の貧困であり
孤独とは自己の豊かさである。

幸せな小金持ちへの8つのステップ 本田健

普通の日本人に「あなたの好きな事は何ですか?」と聞くと
「TVをぼーっと見ること」、「お風呂にゆっくり入ること」「寝る事」などと答える人が多い。
これらは嫌な仕事のストレスを軽減する行為である。
「好きな事」とはその人が一日中やっていて飽きないことで
楽しい事、ワクワクする事である。誰が一日中、風呂に入ったり、TVを見たいだろうか?
「幸せな小金持ち」は人生に起こる様々な出来事を深いレベルで見ている。
例えば、旅行会社のミスで旅行がだめになったとする。
普通の人は怒るが「幸せな小金持ち」はまったく取り乱さない。
ゆっくり家で休んでいると、何年も会っていない友人が会いたいと電話をかけてくる。
会ってみると、大変役立つ情報をくれた。
人生には往々にして、このような偶然(シンクロニシティ)が起こるが
成功者はこれを偶然だととらえていない。
多くの成功者はこのようなことを日常的に体験している。
「幸せな小金持ちの世界」へは頑張っていては行き着けない。
自分らしさを発見し、本来の自分でないものを手放して行く作業が必要になる。
頑張る事をやめ、自然といろんな事を楽しくできるようになって
はじめて「幸せな小金持ちの世界」に通じる道に出たと言える。
その道を歩いて行くのはとてもワクワクすることで
その道をいっしょに歩く仲間は楽しいし、ユニークな人たちが多い。


**ユダヤ人大富豪の教え 本田健
会社員や公務員になっても金持ちにはなれない。
大多数の人間は、今いるところで頑張れば道は開けると考えるが
そこで無駄な戦いをやってボロボロになって力尽きてしまう。
本当はその場所から出ていかなければならないのに
かわりに夜学で簿記やコンピュータを習ったり、スキルを高めようとする。
それは悪くないが、金持ちになったり、幸せになるためには、
ぜんぜん努力する分野が違う。
その努力は、会社によりよく評価してもらうためであったり
転職に有利になるかも知れないが、結局は他人のために働くだけだ。
金持ちになりたいなら、会社員でいる期間はできるだけ短い方がいい。
自分の学びたいスキルを学ぶ学校くらいの気持ちで行けばいいだろう。
仕事に縛られた不自由人の人生は
やらなければならないスケジュールで手帳がいっぱいになっている。
夢を追いかけるのを忘れて、安定した生活を選んだ人生は
「退屈な人生を生きる終身刑」を自らに課しているに等しい。
嫌な仕事をすることは、進んで自分から牢屋に入るのと同じ。
しかし、囚人の方が楽かもしれない。
囚人は満員電車で通勤しなくていいし、睡眠時間もたっぷりある。
昼ご飯もゆっくり食べられるし、残業もない。
出会う人の本質を見極めよ。
人間性を見るためには、
その人が利害関係のない人をどう扱うかを見ればわかる。
掃除のおばさんや、ウエイトレスをどう扱うかを観察してみよ。
人間的に裏表がある人は
自分より目下の他人にはぞんざいなものの言い方をする。
自分の話す言葉に注意せよ。
人の悪口、否定的なこと、ゴシップ話をすれば、
将来はそういったネガティブなもので満たされる。
成功する人はふだん話す言葉に
思いやり、ビジョン、愛、友情、感謝がいっぱい詰まっている。

The teaching of Buddha

(因縁-Causation -より 一部改変)
(ビジネスホテルにあった仏教本の一節です)
人生の苦しみは心につきまとう煩悩に起因する。
煩悩は欲望に根ざしている。
求めて得られない事は苦しみであり
執着を離れない人生は苦しみとなる。
金に執着し、名誉に執着し、悦楽に執着する。
この執着から苦しみや悩みが生まれるのである。

 
森で虎に出会った2人(雑誌より)
森で虎に出会った2人のうち
1人が運動靴に履き替えたのを見て、もう1人が言った。
「靴を履き替えても虎より速く走れないよ!」
運動靴に履き替えたほうは答えた。
「君より速く走ればいいんだよ!」
 
「逃げた馬」(雑誌より)
中国のある小さな村に貧しい農夫がいた。
ある日、たった一頭しかいない彼の馬が逃げてしまった。
近所の人が「なんという災難でしょう」と慰めにやってきた。
だが賢い農夫は「そうかもしれません」と言った。
次の日、逃げた馬は野生の馬の群れを率いて帰ってきた。
近所の人は「素晴らしい事だ」とお祝いを言いにきた。
農夫は「そうかもしれません」と言った。
次の日、彼の一人息子が野生の馬を
手なづけようとして脚を骨折してしまった。
近所の人はお見舞いにやってきて「災難でしたね」と慰めた。
農夫は「そうかもしれません」と言った。
次の日、地元の軍隊がやってきて
村の若者たちを全員戦争に連れて行ってしまった。
彼の息子は骨折していたので村に残された。
近所の人がお祝いを言いにきた。
農夫は「そうかもしれません」と言った。

 

DJ小林克也氏は海外留学経験なし

(日経新聞より)
DJ小林克也氏は英語ペラペラだが海外留学の経験が無い。
海外旅行も19日が最長。
英語はラジオで勉強した。
ラジオから流れる英語放送が好きでDJの話し方を真似した。
音楽の歌詞を聞き取り、歌っているうちに自然と身についていった。
「好き」で「反復」することが語学の上達には欠かせない。

美人とブスは違う生き物

(雑誌より 著者不明)
幼稚園、小学校・・・集団生活が始まるにつれ
美人とブスとの生活環境には歴然とした差が出てくる。
友だち、先生、街行く男たちの視線、態度の違いなどの差が
美人とブスとの性格形成に大きな影響を与えることになる。
美人には特有の傾向があり、ブスにはブスのパターンがある。
つまり、「美人とブスは違う生き物」である。
美人は自分から他人には興味を示さない。
幼い頃から彼女たちは周囲からチヤホヤされてきたのだ。
他人は自分から近づいてくるのが当然と思っている。
美人は幼い頃、スカートをまくられなかったし
卑猥な言葉を投げかけられることもなかった。
幼い男の子にとって美人は崇高な存在だったのだ。

 

サセ子の探し方

(雑誌より 著者:その道12年の近藤氏)
駅前で暇を持て余しているの女の大部分はサセ子である。
人と待ち合わせている風をよそおい
大通りに面したベンチなどに腰掛けていることが多い。
サセ子はスローテンポで歩く。
同じ通りを何度も行き来したりする。
平日の午後、デパートにもいる。
人ごみの中に何気なく入り込むという習性がある。
ゲームセンターにも出没する。
ゲームに興じ、一見、男には無関心をよそおう特徴がある。
格言:「サセ子に連れなし」=サセ子はひとりで行動する。

 

ヒモの条件

(雑誌より 著者:相沢氏)
ヒモは仕事をしてはいけない
女は男を食わせてやっているという自己満足に浸っている。
女が稼いでくる金で好きなように遊ぶのがヒモの鉄則。
アルバイトもダメ。
ヒモは家事をしてはいけない
全て女に任せるのがヒモ生活を無難にこなすコツ
たまに女が疲れている時を見計らって家事をすると女は感激する。
女の不満を聞いてやる
ヒモはブラブラしてストレスがたまらない分
女のストレスを解消してやる義務がある。
年に1回はプレゼント
女の誕生日には必ずプレゼントせよ。
(もともとは女にもらった金で買うのだが)
その後一週間くらいはこづかいが増えて元が取れる。
さりげなく誉める
たまに、さりげなく誉めるのがコツ
待遇が良くなる。
女が求めてくる時は応じる
彼女が求めてきた時は決して拒んではいけない。
これがヒモの重要な仕事。
女を家で一人きりにしない
女が家に戻る時間には必ず家にいること
女は一人ぼっちの寂しさを癒すために男を住まわせているのだから。
出迎えてやれば、その後は外に出ても良い。