パナマ運河

2005年1月1日


パナマ運河は太平洋とカリブ海を結ぶ重要な航路。
閘門は水のエレバーターで
船は海抜26mの淡水湖の高さにまで段階的に上昇させ
また逆の海側で段階的に下降させていくしくみ。
その課程を見るのに1時間かかったがなかなか面白い。






2005年1月1日
帰りがけにスペイン語が堪能な関西人のカオルちゃんに出会った。
カオルちゃんはケチケチ旅行で、8USドルの展望台には入らずに
ただで、どこかからパナマ運河を見学していたと言う。
ホテルは9USドル(朝食つき)のドミトリー(男女同室)で
そこで知り合った韓国人のLEE君をボディガードとして連れて来ている。
カオルちゃんとLEE君との会話はスペイン語


僕は街からパナマ運河までタクシーで5USドルで来たが
カオルちゃんはバスを乗り継いで75セントでここまで来たと言う。


僕がタクシーで帰ろうとすると
「そんなもったいないことしちゃダメ!」と叱られ、バスに乗らされた。


カオルちゃんはこのあとエクアドルに向かい
LEE君はコロンビアに向かうそうだ。

パナマシティの「スシ・イットー」

1月2日


1月1日は祝日、1月2日は日曜日で街は休眠中。

レストランもほとんどが休みで困ったが

地球の歩き方」お勧めの日本料理店「スシ・イットー」が営業していた。

店には日本人関係者がいる気配はない。

もちろん日本人がいなきゃいけないことはない。

日本にたくさんあるフランス料理屋だって

フランス人がやっていることは少ないのだし。

メニューを見る。

「ヤキトリ」というカテゴリーの中に

チキン、ブタ、タコ、イカ、マッシュルームとある。

おそらく串にさして焼くことが、「ヤキトリ」ということだろう。

「クシアゲ」

これは魚がベースで

ズッキーニやバナナなどの組み合わせの独創的なものだ。

「スープ」は

ミソシル、スマシ、ドビンムシ、トリソースイ、カニソースイ

「オリエンタルライス」は

ゴハンゴハンフリカケ1、ゴハンフリカケ2、ゴハンテリヤキ1、ゴハンテリヤキ2

ヤキメシ、オニギリ、とある。

僕は「ヤキトリ」チキン、「クシアゲ」、「カニソースイ」を注文した。

生魚系は怖くて頼めない。

「ヤキトリ」チキンは

串に刺してあったが串をつまむところがなかった。

七味とうがらしはなく、タバスコをかける。

「クシアゲ」は魚に小麦粉をつけて揚げてある。

夜店によくあるアメリカンドッグみたいな感じ。タレはケチャップ。

カニソースイ」はあきらかに缶詰のカニ

ゴハンが入ってない、ただのスープだった。

カツオダシの味がしたので少しうれしかった。

これらに加えてビールを飲むと、17USドルもかかってしまった。

地球の歩き方」には「日本料理の新解釈」

と、なかなかうまい表現で書いてある。

皆でこの店に行って、いろいろ注文してみると面白いかもしれないよ。

中米を終えて、カリブへ向かう

1月3日

強烈な日差しとともに、パナマシティの大通りに車が溢れた。

街はいきなりフルスロットルで動き出したのだ。

そして僕も動き出す。

まずは日本大使館前にあるシティバンクに行って

トラベラーズチェック(TC)500USドルを換金。

TCは京都のシティバンクで、手数料なしで発行したもので

パナマでも手数料なしで額面どおりにUSドルを受け取った。

このサービスは素晴らしい。

しかも美人が笑顔で対応してくれたのだから、ますます気持ちがいい。

日本大使館に寄ってみたが、休みで入れなかった。


  • 航空券

次にホリデイインのツアーデスクに行って

ジャマイカ行きの航空券を求めたが週に2便しかなく、

次のジャマイカ行きは3日後で、キューバ行きなら毎日2便

明日のが買えるとのことなので、それにした。

空港まではタクシーで8USドル以下との情報を得る。

  • 本屋

ロンリープラネットキューバを買った。22USドル。

今泊まっているホテルの1泊分に近い。

炎天下を歩きまわって汗だくになった。

明日はキューバだ。