両替屋との対峙

国境には両替屋がたむろしている。
ここで両替しておくと楽でいい。
もちろん両替屋は両替のプロであって
僕が太刀打ち出来るような相手ではない。
ぼーっとしているとぼったくられる。
(僕はエルサルバドル国境でかなりやられた)
だから、最大限の防御の構えをして
手痛い打撃を避けたい。
(以下は僕が今回中米の8国境で学んだことです)

対策

①まず次の国の通貨のレートがいくらなのか前もって調べておく。
②前の国のお金がいくらあるのか紙に書く。
そして、その金がいくらに変換されるのか予想しておく。
③電卓を用意する。
④いくらあるかを書いた紙を両替屋に見せる。
金を出すと握って離さなくなるからだ。
両替屋は電卓を持っていて
それに何倍かするのでその倍率をしっかり見る。
⑤これを何人かの両替屋に繰り返し
納得すれば
いちばんいい倍率の両替屋と交換すると決め
自分の電卓で検算し、交換する金がいくらになるのか
紙に書き込んで両替屋に確認する。
⑥交換した金はしっかりその場で数える。
そこでごまかす両替屋がいるのだ。

ニカラグアの両替屋は政府公認のようで
許可証をぶら下げていました。