今日のテニスは調子が良かった。
ゲーム形式でボレーとスマッシュをクールに決めて
コーチ相手にサービスエースも取った。
天気も最高で、ひさびさに気持ちのいい午後だった。
なぜかというと、この土日に6時間かけて
溜まっていた事務処理を一気に終わらせたからだ。
9月末から今日までの約50日間は苦しかった。
10月の残業時間は100時間を越えただろう。
泥沼のような日々だった。
ボーっとしているヒマはなく
とにかく時間に追われまくった。
ボーっとしている時間は瞑想に似て
突然、何かを閃くことがあるが
このところ何の閃きもなかった。
最近はずっと「その日暮し」で
次の日のことを考えはじめるのは、前日の夢の中だったりする。
はっと思い出して目が覚める。
これは間違いなくビョーキだろう。
本を読む時間もなく、友人と談笑する時間もなければ
人間は何ら成長する事もなく、年老いていくだけだね。
昔、炭坑で強制労働させられた朝鮮人の如く
毎日毎日、暗い炭坑を掘り進んでも
当然、光が見えてくることはない。
貴重な人生の時間を浪費させられているだけさ。
忙しくなリ過ぎた今、そのことを考えたのであって
極端に言えば、仕事そのものが、時間の浪費だ。
僕はもうすでに、カンボジアあたりで住むなら
毎日ブラブラして一生過ごせるだけの金はある。
なぜそれに踏み切れないのかというと
長年、惰性で維持し続けた、毎月入金されるシステムを
失うのが怖いだけなんだよね。